• "維持管理費"(/)
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  1. 勝山市議会 2011-12-01
    平成23年12月意見書第4号


    取得元: 勝山市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-14
    平成23年12月意見書第4号              平成22年度決算における意見  認定第1号平成22年度勝山歳入歳出決算認定について、及び認定第2号平成22年度勝山水道事業会計決算認定についての審査経過において出された主な意見は次のとおりです。 ◎歳入歳出決算について 1.一般会計歳入について (1)近年の経済情勢による個人所得の伸び悩みに加えて納税者数減少等税財源確保には厳しい状況が続く中、徴収率上昇傾向にあることは評価できる。  自主財源安定確保と税の公平負担観点からも、今後とも丁寧な納税相談を実施するなど、更なる市税徴収率向上に一層努力されたい。 (2)一部法人の大口滞納問題については、これまでも分割納付任意売買による滞納整理を積極的に進められ、一定の成果は見られるが、依然として収入未済額の大部分を占めている状況は変わっていない。  不動産等公売も実施したところだが、今後とも公売以外の対策についても研究し、引き続き積極的な滞納整理を進め、収入未済額の縮減に一層努められたい。 2.一般会計歳出について (1)各種審議会委員会委員について、活動内容出席状況を精査し、その選出のあり方について十分検討されたい。 (2)長年継続している市単独補助事業については、一定期間ごと事業意義を再確認し、事業内容を精査したうえで、補助方法の見直しや補助金の一律減額なども検討されたい。  また、補助金使途について、事業実績を確認し、補助事業の主旨に適合するよう、指導されたい。  電車利用促進事業については、これまでの事業内容を精査し、一層の利用促進が図られるよう、補助事業あり方について再検討されたい。 (3)新体育館建設学校再編が検討される中、それらとあわせて市民活動センター地場産業振興センター市営住宅などの公共建築物について、5年後、10年後の市の姿を見据えた施設維持管理を計画的に進められたい。  なお、地場産業振興センターについては、新公益法人問題も含め、今後のあり方について早急に方向性を出せるよう対処されたい。 (4)納税組合奨励費について、各納税組合奨励金意義を十分理解していただき、規則を周知徹底し、適切な使途について指導されたい。 (5)勤労婦人センターについて、その事業教育委員会部局事業と重複する部分があるので、整理統合について協議・検討し、利用率向上に努められたい。 (6)「ゆめおーれ勝山」について、これまでの事業実績等を精査し、一層魅力ある施設となるよう工夫されるとともに、費用対効果を検証し更に効果的な運営経費あり方について検討されたい。
     また、施設に訪れた観光客のまちなかへの誘客を更に促進するため、実態を把握・検証し、中心市街地が更に活性化するよう積極的に取り組まれたい。 (7)小型除雪機を活用した狭い道路除雪については、要望も多いことから積極的に取り組まれたい。  除排雪作業にあたっては、オペレーターに対する指導の徹底及び除排雪場所等を含めた除雪路線事前調査強化するなど、よりスムーズに実施できるよう一層努力されたい。 (8)国県道改良事業負担金について、市に対して負担を求めないように引き続き県に対し強く申し入れられたい。 (9)法恩寺山有料道路除雪費等を含む維持管理費については、福井道路公社との覚書により、市の負担となっているが、厳しい財政状況を十分踏まえ、今後とも経費負担あり方も含め経費が軽減されるよう粘り強く交渉されるとともに、有料道路を無料化することについても協議されたい。 (10)養護学校通学費補助金については、本来県が負担すべきものと思われ、県への重要要望事項として要望されているが、今後とも引き続き一層県に対しての要望活動を強力に推し進められたい。 3.特別会計について (1)国民健康保険特別会計については、平成22年度国保税の値上げをしたところだが、市民所得が伸び悩み、税収が見込みより下回ったことにより、さらに厳しい運営を強いられたことに鑑み、国保負担等の引き上げについて要望されるとともに、国保税あり方及び国保会計健全運営方策について検討されたい。 (2)県の介護保険事業財政安定化基金積立金が約26億円あるとのことである。各市町でも一定基金積立をしているため、これらの基金介護保険事業に適切に使用するよう努められたい。 (3)簡易水道事業における条例の遵守あるいは条例改正については、これまでも指摘しているところであり、努力の跡もみられ一定の評価はできるが、未達成の地区については、今後とも引き続き地元と協議を進め早急に改善されたい。 ◎水道事業会計決算について  水道事業経営に当たっては、各地区簡易水道の上水道への統合などにより、今後とも厳しい経営状況が続くものと懸念される。  このような状況に鑑み、水道事業会計の健全な運営維持するため、一般会計からの繰り入れについて調査、研究を続けるとともに、社会情勢の変化を見据えながら、一層の経費節減合理化に努め、健全な経営努力されたい。 意見書案第5号  地方消費者行政に対する国の実効的支援を求める意見書について  地方消費者行政に対する国の実効的支援を求めることに関し、別紙のとおり意見書提出する。  平成23年12月15日提出                      総務文教厚生委員会                      委員長  松 山 信 裕        地方消費者行政に対する国の実効的支援を求める意見書  現在、国による地方消費者行政充実策が検討されているが、他方で地域主権改革の議論が進む中で、地方消費者行政に対する国の役割・責任が不明確となることが懸念される。  もとより地方自治体が独自の工夫・努力によって消費者行政充実させることは当然であるが、これまで消費者行政を推進する中央官庁が存在しなかったこともあり、消費者行政に対する地方自治体の意識や体制はあまりにも格差がある。  加えて、地方自治体が担っている消費者行政業務の中には、相談情報を国に集約するパイオ・ネットシステムへの入力作業や、違法業者に対する行政処分等、国全体の利益のために行っているものも少なからず存在する。  現在、国からの支援として、地方消費者行政活性化交付金住民生活に光を注ぐ交付金が存在するが、いずれも期間限定支援に留まっており、相談員正規職員の増員による人的体制強化等継続的な経費への活用には自ずと限界がある。  したがって、国は地方消費者行政充実のために継続的かつ実効的な財政支援を行うべきである。  あわせて、国は、小規模な市町村がよりスムーズに消費者行政強化を行うことができるよう、都道府県市町村とが広域的に連携する取り組み例を推進するなど、地方自治体にとって取り組みやすい制度設計を具体的に示すべきである。  さらに、消費生活相談窓口を現場で担っている消費生活相談員地位待遇も、期限付き非常勤職員の扱いが大半であり、その地位の安定と専門性向上を図ることが困難な状況にある。  その待遇も、消費生活相談業務専門性に見合ったものとは言い難い現状にある。  住民が安心して相談できる消費生活相談窓口を実現するためには、消費生活相談員専門性向上とともに、その地位の安定、待遇の改善に向けた制度整備も重要である。  よって、地方消費者行政支援について、次の事項を要請する。                    記 1.実効的な財政措置  国は、地方自治体消費者行政充実に確実につながるよう、地方消費者行政活性化基金等の延長も視野に入れつつ、一定の幅を持たせながらも使途消費者行政と明示した継続的かつ実効的な財政支援を行うこと。 2.地方自治体にとって利用しやすい制度枠組みの提示  すべての地方自治体が身近で専門性の高い消費生活相談窓口消費者に提供するという観点から、国は、あるべき相談窓口の姿について一定の目安を提示するとともに、これを単独で実現することが困難な小規模自治体も多数存在することから、都道府県市町村とが広域的に連携して相談窓口を設置する方策など、地方自治体にとって利用しやすい制度枠組みを提示すること。 3.消費生活相談員地位待遇向上を可能とすることができる任用制度の創設  消費者が安心して相談できる消費生活相談窓口充実強化を図るため、相談を担う専門家である消費生活相談員を含め、常勤はもちろん非常勤の立場であっても、専門性に見合った待遇のもとで安定して勤務できる専門職任用制度整備を行うこと。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書提出する。 平成23年12月15日                                  福井勝山市議会 意見書案第6号  「緊急事態基本法」の早期制定を求める意見書について  「緊急事態基本法」の早期制定を求めることに関し、別紙のとおり意見書提出する。  平成23年12月15日提出                      総務文教厚生委員会                      委員長  松 山 信 裕          「緊急事態基本法」の早期制定を求める意見書  今回の東日本大震災における我が国対応は、当初「想定外」という言葉に代表されるように、緊急事態における取り組みの甘さを国民世界に広く知らしめる結果となった。世界の多数の国々は今回のような大規模自然災害時には「非常事態宣言」を発令し、政府主導のもとに震災救援と復興に対処している。  我が国のように平時体制のまま国家的緊急事態を乗り切ろうとすると、前衛部隊の自衛隊、警察、消防などの初動態勢、例えば部隊の移動、私有物の撤去、土地の収用などに手間取り、救援活動にさまざまな支障を来し、その結果さらに被害が拡大することが予測される。  また今回の原発事故への初動対応の遅れは、事故情報の第一次発信先が国ではなく、事故を起こした東京電力当事者というところに問題がある。さらに言えば、我が国の憲法はその前文に代表されるように平時を想定した文面となっており、各国に見られるように外部からの武力攻撃、テロや大規模自然災害を想定した「非常事態条項」が明記されていない。  平成16年5月にはその不備を補足すべく、民主、自民、公明三党が「緊急事態基本法」の制定で合意したが、未だ審議されていない。昨年来、中国漁船尖閣事件ロシア閣僚級のたび重なる北方領土の訪問、北朝鮮核ミサイルの脅威など、自然災害以外にも国民の生命、財産、安全を脅かす事態が発生している。  よって、国会及び政府におかれては、「緊急事態基本法」を早急に制定されるよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書提出する。 平成23年12月15日                                  福井勝山市議会
                  各委員会審査結果報告書  全員審査特別委員会審査結果報告書 ┌────────┬──────────────────────────────┬──────┐ │  議案番号  │件     名                       │審査の結果 │ ├────────┼──────────────────────────────┼──────┤ │議案第 63号 │平成23年度勝山一般会計補正予算(第4号)        │可  決  │ ├────────┼──────────────────────────────┼──────┤ │議案第 72号 │勝山職員の給与に関する条例等の一部改正について      │可  決  │ └────────┴──────────────────────────────┴──────┘  総務文教厚生委員会審査結果報告書 ┌────────┬──────────────────────────────┬──────┐ │  議案番号  │件     名                       │審査の結果 │ ├────────┼──────────────────────────────┼──────┤ │議案第 64号 │平成23年度勝山国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  │可  決  │ ├────────┼──────────────────────────────┼──────┤ │議案第 65号 │平成23年度勝山後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) │可  決  │ ├────────┼──────────────────────────────┼──────┤ │議案第 66号 │平成23年度勝山介護保険特別会計補正予算(第2号)    │可  決  │ ├────────┼──────────────────────────────┼──────┤ │議案第 73号 │勝山職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部改正につい │可  決  │ │        │て                             │      │ ├────────┼──────────────────────────────┼──────┤ │議案第 74号 │勝山税条例等の一部改正について              │可  決  │ ├────────┼──────────────────────────────┼──────┤ │議案第 75号 │勝山住民基本台帳カード利用に関する条例制定について  │可  決  │ ├────────┼──────────────────────────────┼──────┤ │請願第  1号 │老人休養ホーム平泉寺荘」の存続に関する請願書継続審査事 │継続審査  │ │        │件)                            │      │ ├────────┼──────────────────────────────┼──────┤ │陳情第  8号 │「緊急事態基本法」の早期制定を求める意見書採択を求める陳情 │採  択  │ ├────────┼──────────────────────────────┼──────┤ │陳情第  9号 │地方消費者行政充実のための国による支援に関する陳情書    │採  択  │ └────────┴──────────────────────────────┴──────┘  建設産業委員会審査結果報告書 ┌────────┬──────────────────────────────┬──────┐ │  議案番号  │件     名                       │審査の結果 │ ├────────┼──────────────────────────────┼──────┤ │議案第 67号 │平成23年度勝山下水道事業特別会計補正予算(第2号)   │可  決  │ ├────────┼──────────────────────────────┼──────┤ │議案第 68号 │平成23年度勝山農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号 │可  決  │ │        │)                             │      │ ├────────┼──────────────────────────────┼──────┤ │議案第 69号 │平成23年度勝山簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)  │可  決  │ ├────────┼──────────────────────────────┼──────┤ │議案第 70号 │平成23年度勝山水道事業会計補正予算(第1号)      │可  決  │ ├────────┼──────────────────────────────┼──────┤ │議案第 71号 │平成23年度勝山市有林造成事業特別会計補正予算(第1号) │可  決  │ ├────────┼──────────────────────────────┼──────┤ │議案第 76号 │勝山景観条例制定について                │可  決  │ └────────┴──────────────────────────────┴──────┘  決算特別委員会審査結果報告書 ┌────────┬──────────────────────────────┬──────┐ │  議案番号  │件     名                       │審査の結果 │ ├────────┼──────────────────────────────┼──────┤ │認定第  1号 │平成22年度勝山歳入歳出決算認定について(継続審査事件 │認  定  │ │        │)                             │      │ ├────────┼──────────────────────────────┼──────┤ │認定第  2号 │平成22年度勝山水道事業会計決算認定について(継続審査 │認  定  │ │        │事件)                           │      │ └────────┴──────────────────────────────┴──────┘...